こんにちは、伊吹凪生です！
今日は、日本最北端の町「稚内」についてご紹介します。
北海道の中でも特に遠く感じる場所ですが、だからこそ独特の魅力が詰まっています。
広大な自然と厳しい気候の中で育まれた、北国の魅力をぜひ味わってみてください。
稚内ってどんなところ？日本最北端の町を徹底紹介
稚内は、日本の最北端に位置する町で、宗谷岬がある場所として有名です。
特に寒さが厳しい地域で、冬には氷点下20度を下回ることもありますが、その分、雄大な自然や独特の文化が息づいています。
周辺にはサロベツ原野や利尻島、礼文島など、自然豊かな観光スポットが点在しており、夏場は特に人気の高い場所です。
アクセス情報
稚内は日本最北端ということもあり、アクセスは少し時間がかかりますが、その分の価値は十分にあります。
1. 飛行機でのアクセス
稚内空港は市内中心部から約15kmの場所にあります。
札幌（新千歳空港）や東京（羽田空港）からの直行便が運航しており、東京からは約2時間半、札幌からは約50分で到着します。
空港からは、バスやタクシーで市内にアクセスでき、30分ほどで中心部に着きます。
2. 電車でのアクセス
札幌からJRの特急「宗谷」で約5時間40分。途中の旭川からは特急「サロベツ」を利用して約3時間40分。（1日１往復ずつ）
長時間の鉄道旅を楽しむことができます。
稚内駅は日本最北端の駅で、駅に到着した瞬間に「ついに最北端に来た！」という達成感が味わえるはずです。
駅の周りには観光案内所もあり、稚内観光のスタートにピッタリです。
3. バスでのアクセス
札幌から稚内までは、1日数便の高速バス「わっかない号」が運行しています。
夜行バスの設定もあり、夜札幌を出発して朝到着することが可能です。
所要時間は約6時間半で、途中のサービスエリアで一息つきながら、北海道の景色を楽しむことができます。
長距離バスですが、コストを抑えたい方や車窓からの風景を楽しみたい方におすすめです。
4. 車でのアクセス
札幌から稚内までは約350km。
車での移動は6〜7時間かかりますが、留萌や宗谷岬など、途中に立ち寄りたいスポットもたくさんあります。
特に夏場は、海岸線を走るドライブが爽快で、北海道らしい景色を堪能できます。
稚内の観光スポット～宗谷岬・稚内公園・ノシャップ岬～
1. 宗谷岬
やはり外せないのが「宗谷岬」です。
日本の最北端を実感できる場所で、訪れた人はみなその証拠写真を撮りたくなることでしょう。
岬からは、晴れた日にはサハリン島が見えることもあります。記念碑もあり、旅の思い出になるスポットです。
行き方
稚内駅から宗谷バスが運行しており、所要時間は約50分で
しかし、バスの本数は1日に4～5便程度と少ないため、事前に時刻表を確認することが重要です。
特に帰りのバスが少ないので、時間には余裕を持って訪れることをおすすめします。
2. 稚内公園
稚内市街を一望できる稚内公園は、ぜひ訪れてほしい場所。山頂にある「氷雪の門」は、極寒の地で亡くなった人々を慰霊するために建てられたモニュメントです。
冬の厳しい気候を感じながらも、どこか心が落ち着く場所です。
行き方
稚内駅から徒歩約30分、もしくは車で10分程度です。
タクシーを利用する場合は、市内からのアクセスが便利です。
3. ノシャップ岬
宗谷岬に続くもう一つの岬が「ノシャップ岬」です。
ここでは美しい夕日を見ることができ、海に沈むオレンジ色の光景は息をのむ美しさ。
夏には、ノシャップ岬から望む利尻山も絶景で、訪れる価値があります。
行き方
稚内駅からノシャップ行きのバスが運行しており、所要時間は約15分です。
バスの本数は比較的多いですが、特に夕日を見に行く場合は時間帯を確認しておくと良いでしょう。
稚内グルメ
稚内は、寒い土地ならではの新鮮な海産物が豊富です。
特に有名なのは「ホッケ」や「ウニ」。
これらの魚介類は、地元の漁師さんたちが毎日新鮮なものを提供しており、海の幸をたっぷり味わうことができます。
伊吹のひとくちメモ
稚内は冬の寒さが厳しいことで有名ですが、夏の気候は非常に快適です。
涼しい風が吹き抜ける中での散策は、とても気持ちが良いですよ。
また、宗谷岬やノシャップ岬での風景はもちろん、道中の自然も見逃せません。
宗谷岬へはバスの本数が限られているため、時刻表をしっかり確認しておくことをお忘れなく！
まとめ
稚内は日本の最北端として、その地理的な位置と壮大な自然が魅力の場所です。
訪れるには少し時間がかかりますが、その分だけ他では味わえない体験が待っています。
宗谷岬やノシャップ岬、稚内公園などの名所を巡りながら、稚内の歴史や自然を感じ取ってください。
稚内ならではの海の幸を味わいながら、北国の魅力を存分に堪能できるでしょう。
次の旅先に、ぜひ稚内を選んでみてくださいね！
