今回の世界遺産紹介シリーズでは、広島県にある「厳島神社」をご紹介します。
日本三景の一つで、瀬戸内海に浮かぶ宮島に鎮座するこの神社は、多くの観光客が訪れる場所として知られています。
しかし、名前は知っているけど、具体的にどんなところか知らない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、厳島神社の歴史や見どころ、宮島の楽しみ方をわかりやすく解説します。
1. 厳島神社の歴史と見どころ
厳島神社は、593年に創建された神社で、海に浮かぶように建てられた朱塗りの大鳥居が象徴的です。
この鳥居は、満潮時には海上に浮かんでいるように見え、干潮時には歩いて近くまで行けるのが特徴。
現在、鳥居の修復工事が終了し、またその美しい姿を見ることができます。
厳島神社は平安時代の寝殿造りの様式を取り入れており、海上に広がる社殿が幻想的な景色を作り出しています。
訪れる際は、潮の満ち引きに合わせて異なる景色が楽しめるので、事前に潮見表をチェックするのもポイントです。
伊吹のひとくちメモ
修復工事が無事終了し、鮮やかな朱色が蘇った大鳥居は、やっぱり圧巻の美しさ!
海上に浮かぶ鳥居をバックに写真を撮るなら、夕暮れ時の時間帯もおすすめです。
2. 宮島観光の楽しみ方
厳島神社だけでなく、宮島自体が見どころ満載です。
島全体が自然と文化が融合した場所で、のんびりとした雰囲気を楽しめます。
弥山登山
宮島には「弥山(みせん)」という山があり、こちらも多くの観光客に人気のスポットです。
山頂まではロープウェイが運行しているため、気軽に頂上からの絶景を楽しむことができます。
天気が良ければ瀬戸内海のパノラマビューを望むことができ、晴れた日には四国や本州の遠くの景色まで見渡せます。
宮島水族館
「宮島水族館」では、瀬戸内海の生態系に焦点を当てた展示があり、大人から子供まで楽しめます。
観光の合間に少しゆっくりと過ごしたい方にもおすすめです。
伊吹のひとくちメモ
弥山の頂上は、まさに絶景スポット!
冬のクリアな空気の中では、瀬戸内海が遠くまで見渡せて感動します。
ロープウェイも快適で、軽いハイキング気分で登れますよ。
3. 宮島グルメの楽しみ
観光だけでなく、宮島では美味しいグルメも楽しめます。
特におすすめなのが「穴子」と「揚げもみじ饅頭」です。
穴子料理
宮島の名物料理である穴子は、柔らかく蒸し上げた穴子をご飯の上に乗せた「穴子丼」や「穴子寿司」として楽しむことができます。
厳島神社の参道には多くの穴子専門店が並び、ふっくらとした穴子が観光客に大人気です。
揚げもみじ饅頭
宮島と言えば、もう一つ有名なのがもみじ饅頭。
その中でも、最近人気を集めているのが「揚げもみじ饅頭」です。
外側がカリッと揚がったもみじ饅頭は、サクサクした食感が特徴で、カスタードやクリーム、あんこなどの定番の味が選べます。
伊吹のひとくちメモ
揚げもみじ饅頭を食べた時のサクッとした食感は、一度味わうとやみつきになります。
食べ歩きしながら、厳島神社の参道を散策するのが宮島観光の醍醐味です!
4. 宮島観光での出会い~宮島のシカたち~
宮島には、鹿が自由に歩き回っていることで有名です。
厳島神社周辺や参道で見かける鹿たちは、古くから島の住民たちと共存してきた存在で、神の使いとして大切にされています。
彼らはとても人懐っこく、観光客の間でも人気の動物です。
ただ、鹿は自然に生きる動物なので、餌を与えたり触れたりするのは避けましょう。
食べ物を持っていると近づいてくることもあるので、鹿との接し方に気をつけながら楽しむのが良いでしょう。
伊吹のひとくちメモ
宮島を歩いていると、鹿が突然現れるので驚くかもしれません!
特に参道や厳島神社の周りで見かけることが多いですが、あくまで自然の動物なので、そっと見守ってくださいね。
アクセス
厳島神社へは、広島市内からフェリーで向かいます。
フェリーは頻繁に運行しているのでアクセスも非常に便利です。
フェリーのアクセス
JR広島駅からJR山陽本線で約30分、「宮島口駅」へ向かい、そこからフェリーに乗り換えて約10分で宮島に到着します。
フェリーに乗っている時間は短いですが、宮島へ向かう間に瀬戸内海の美しい景色を楽しむことができます。
伊吹のひとくちメモ
宮島に近づくフェリーの中から、厳島神社の大鳥居が少しずつ見えてくると、ワクワクが止まりません!
船上からの眺めも絶景なので、フェリーに乗る瞬間も楽しんでくださいね。
まとめ
厳島神社は、ただの観光名所ではなく、日本の美しい自然と歴史が融合した特別な場所です。
修復された大鳥居や海上の社殿、そして周辺の豊かな観光スポットやグルメを堪能できる宮島は、訪れる価値が十分にあります。
フェリーでアクセスも簡単なので、広島観光の際はぜひ訪れてみてください。
特に、潮の満ち引きによって変わる厳島神社の姿を、実際に体験してみることをおすすめします!