旅行の予算がわからない…どうすればいい?
「旅行に行きたいけど、どのくらいお金がかかるのか見当がつかない」と感じていませんか?
旅行の経験があまりない人は、予算を正確に立てることは難しい課題だと思います。
しかし、適切な予算設定を行うことで、旅行中の不安が軽減され、思いっきり楽しめます。
本記事では、旅行の予算を効率的に設定する方法を詳しく解説します。
これを読めば、旅行初心者でも安心して計画が立てられるようになります!
総予算を見積ろう
総予算を見積るには、旅行にかかるお金をカテゴリー分けすることが大事です。
場所や日数から、それぞれいくら費用がかかるかを計算すれば、総予算がどのくらい必要になるかが、見えてくるでしょう。
旅行の予算は、大まかに以下のカテゴリーに分けて考えます。
旅行予算の主なカテゴリー
- 交通費・・・飛行機、電車、バス、レンタカーなど。
- 宿泊費・・・ホテル、ゲストハウス、キャンプ場など。
- 食費・・・レストラン代、カフェ代、自炊する場合の食材費。
- 観光費・・・入場料、アクティビティ参加費。
- お土産代・・・ご当地お菓子や特産品など。
- その他・・・旅行保険、現地での移動費、急な出費など。
伊吹のひとくちメモ
予算をカテゴリー別に分けると、何にどれだけ使うかが見えてきます。
「宿泊費は奮発するために、他のカテゴリーはなるべく節約する」のような予算の組み方がしやすくなります。
1.交通費
交通費は、旅行予算の中で最も大きな割合を占めることが多いです。
国内旅行
電車・バス
新幹線や特急を利用する場合、片道5000~1万円程度が目安です。
コストを抑えるには、青春18きっぷを利用した在来線の旅行や、高速バスを活用することでコストを抑えることもできます。
車
ガソリン代+高速料金で1万円前後。
ただし、走行距離や燃費によって変動します。
また、レンタカーを使用する場合は車種にもよりますが、1日あたり7000円程度かかります。
飛行機
大手航空会社で片道1万円~数万円。
LCC(格安航空会社)や航空会社のセールを利用すれば、安くいけることも。
ただし、LCCの場合は成田空港のような都心から遠い空港が多いので注意。
海外旅行
飛行機
行き先やシーズンによりますが、往復で5万~20万円が一般的です。LCCやセールを活用すれば大幅な節約も可能です。
伊吹のひとくちメモ
飛行機であれば航空会社が不定期で行ってるセールを探してみるといいかも。
新幹線は各社のネット予約でお得なきっぷが見つかる可能性が高いです。
特にお盆などのハイシーズンはそもそもの値段設定が高い上に、早期予約に多くの人が予約したがるので、早く動くことが大切なポイントです。
2. 宿泊費
宿泊施設のタイプや場所によって、予算は大きく変わります。
旅行の目的やスタイルに合わせて選びましょう。
国内旅行
ビジネスホテル
1泊あたり5000~1万円程度。
コスパが良く、観光地の近くにあることも多いです。
旅館
1泊あたり1万~3万円程度
予算によっては、おいしい食事がついているプランや、露天風呂付き客室などを選ぶといいでしょう。
高級ホテル
1泊あたり3万円以上。
記念日などの特別な日や贅沢したい旅行の際に最適です。
海外旅行
地域によりますが、1泊5000円~数万円と幅広い選択肢があります。
都市部や観光地は高めになる傾向があります。
伊吹のひとくちメモ
宿泊地は旅行の目的によってどの価格の宿にするか変わってきます。
2泊以上する旅行の場合、メインを少し高い宿にし、それ以外はビジネスホテルで価格を抑えると、贅沢と節約を両立できるのでおすすめです。
3. 食費
食費は、旅の楽しみの一つでもあります。
食事にかける予算を計画しておくことで、旅先での余裕が生まれます。
国内旅行
1日あたり3000~8000円が目安です。
地元の名物を楽しむランチは1000~2000円程度を見積るといいでしょう。
夕食に居酒屋やホテルでお酒を嗜む場合は3000円以上になることも。
海外旅行
現地の物価によりますが、1日10000円程度を目安にすると安心です。
最近は円安で食費も高く感じますが、屋台や地元のレストランでリーズナブルに抑えるのも1つの考えです。
せっかくの海外旅行だから奮発して高級店で特別な体験を、となると数万円程度は必要です。
4. 観光費
旅行の醍醐味である観光やアクティビティにも、予算をしっかりと組み込んでおきましょう。
国内旅行
1スポットあたり500~3000円程度が一般的です。
博物館やテーマパーク、温泉施設などの入場料を調べておきましょう。
海外旅行
1日あたり5000円~1万円程度を見積もると良いでしょう。
特に海外では、ツアーや現地ガイドを利用する場合、コストが上がることがあります。
伊吹のひとくちメモ
事前にオンラインでチケットを購入すると、割引が適用されることもあります。
予約が必須な観光地もあるので、旅行に行く前に確認すると良いでしょう!
5. お土産代
お土産代は、つい予算オーバーになりがちな項目です。
事前に予算を設定しておきましょう。
国内旅行
3000~1万円程度。
家族や友達、会社でお世話になってる人など、誰に買っていくかあらかじめ決めておくと、予算が組みやすくなります。
海外旅行
5000~2万円程度。
現地の雑貨やお酒、食品など、免税店で買う場合多少安くなりますが、昨今の円安の影響で割安感はないでしょう。
日本では手に入らないものを選ぶのがおすすめです。
伊吹のひとくちメモ
お土産は少し多めに予算を組んでおくと安心できます。
海外なんかは、帰りの空港で買おうとすると少し割高になるので、観光中に少しずつ買っておくと費用を抑えられます!
6.雑費(保険、通信費など)
雑費は予想外の出費にも対応できるよう、余裕を持って設定しましょう。
雑費の内訳例
旅行保険料(1日あたり)
・国内:数百円~1000円程度
・海外:数千円~1万円程度
通信費(海外旅行のみ)
・ポケットWi-FiやSIMカードのレンタルで1日500~1000円。
その他の出費
- 現地でのタクシー代
- 緊急用の出費
伊吹のひとくちメモ
雑費を忘れると計画が狂うことも。
少し余裕を持った金額を設定しましょう!
まとめ
旅行の予算設定は、計画の基本中の基本です。
以下のポイントを押さえれば、初めての旅行でも安心して楽しめます。
- 交通費、宿泊費、食費、観光費などをカテゴリー別に分けて計画
- 節約ポイントや現地での楽しみ方をリサーチ
- 余裕を持った予算設定で旅行中の不安を軽減
この記事を参考に、次回の旅行計画をより充実したものにしてください!